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13日夜(日本時間14日午前)、
作業員33人全員が無事救出されたチリ北部のサンホセ鉱山。
2週間以上も生存が確認されず生命の危機さえあった作業員たちは、
救出の際のトラブルもなく、多くの健康状態は良好とみられる。
世界中が見守った救出劇が成功に終わった陰には、作業員たちの生き抜く意思の強さ、
作業員たちを愛する人たちの支えがあった。

「チリ万歳!」。最後の1人となったルイス・ウルスアさん(54)を
乗せたカプセルが地上に現れると、家族たちから拍手や歓声、指笛がわき起こった。
歓喜の瞬間はチリ地元テレビ局のほか、米CNN、英BBC、
日本のテレビ局などが生中継で伝え、世界中に報じられた。

「私の人生は変わった。私は違う人間になったんだ」。
33人の作業員の最年長で、精神的支柱だったマリオ・ゴメスさん(63)は、
恐怖に耐え抜き、奇跡の生還をつかみとった自信と誇りに満ちていた。
「人生の中ではしばしば、自分が立ち止まって考え、理解する前に何かが起きてしまう。
でもその後、人生で何を変えていくべきなのかを考えるんだ」と語った。

鉱山のふもとに設営されたキャンプ村「希望」では、
作業員の家族らが帰りを待ちわびた。1番目に救出されたフロレンシオ・アバロスさん
(31)と25番目のレナン・アバロスさん(29)を兄弟に持つプリスシラ・アバロスさん
は「フロレンシオとレナンが無事に鉱山から出てくるのをずっと祈ってきた。
彼らはまるで再び生まれたような感じだ」と感動を表現した。

21番目に救出されたジョニ・バリオスさん(50)の妻マルタ・サリナスさんは、
静かに見守った。愛人の女性が「彼が愛しているのは私の方だ」と主張したことを受け、
「私は現場に来てくれと頼まれたけど、行かないわ。品格を大切にしたい」と語っていた。
バリオスさんは地上で愛人女性と抱擁した。
しかし、サリナスさんは、生存が確認された時には「神の奇跡。
彼が生きていてうれしかった」と話した。

8月22日に作業員らの生存が確認された時点では、
救出完了は12月ごろとの観測もあったが、大幅に早まった。
「早く救出を」という家族の願いが、関係者らを後押しした形だ。
カナル13テレビのディレクター、フランシスコ・モッソさん(43)は、
事故後の一連の対応についてこう評価した。「この出来事は国を結束させた。
チリでは市民も政治家も右派、左派に分かれ対立してきたが、
今回は救出という同じ目的に一緒に向かった」
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