2021年の医療費

2021年4月・5月の医療費を前年同期と比べると、
それぞれ10.6％増・11.5％増と大きく伸びているように
見えるそうです。

しかし、新型コロナウイルス感染症が
流行する前の2019年4月・5月と比べると、
それぞれ0.8％増・1.8％減、さらに休日数補正等を
行って2019年4月・5月と比べると、
それぞれ1.9％減・2.5％減となっているそうです。

また、延べ患者数に相当する「受診延べ日数」を
見ると、2021年4月は2019年4月に比べて5.6％減、
2021年5月は2019年5月に比べて8.1％減にとどまっており、
2021年度に入っても、医療費・患者数は
コロナ流行前の水準にすら戻っていない―。

9月22日に開催された社会保障審議会・
医療保険部会で、こうした報告が
行われたそうです。

考えられる原因は、
新型コロナウイルス感染症に伴う患者減
（▼予定手術・予定入院の延期▼軽症患者の受診適正化
▼衛生面の向上や他者との接触機会減少による
他の感染症（ウイルス性腸炎など）の減少―など）により、
2020年度には医療費が大きく減少しました。
厚生労働省が発表した医療費の動向（概算医療費、
国民医療費の98％に相当）では、2020年度の
医療費は前年度から1兆4000億円・3.2％減少し、
42兆2000億円となりました。
それまでの最大の医療費減が「介護保険制度が
スタートし、療養病床等の医療費が介護費に移った
2000年度で、前年度から5600億円・1.8％減で
あった」ことと比較して、コロナ感染症の
影響の大きさが分かります。

コロナの影響が大きいですね。
これだけ毎日、マスコミが煽ると影響も
大きくなります。

でも、本当に必要な人だけ病院に行った
方が良いと思います。
医療費が減少したのはよいことです。

2022/04/05 (Tue) 日記