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名古屋名物の「味噌カツ」に「ひつまぶし」
その土地ならではの味が楽しめる「駅弁」。

列車の旅のお供として昔から親しまれています。
新型コロナの影響で、なかなか旅行に行けない今、
その気分だけでも身近で感じることができる
サービスがあるそうです。
「松浦商店」の駅弁

「お弁当の松浦商店です。お届けに来ました。
ご注文ありがとうございました!」

名古屋市中村区のある家に届いたのは
…旅のお供のはずの「駅弁」です。

「たまにはいいねお弁当も。こういうのはおいしいもん」
「なかなかこういうのはいただけないですから…おいしいです」
(宅配を注文した人)

この宅配サービスが始まった裏には、
ある深刻な状況がありました。

名古屋駅近くにある「松浦商店」は、
98年前の1922年(大正11年)創業の老舗。

名古屋駅を中心に10カ所以上で駅弁などの販売を
行っていますが…

「5月の売り上げは対前年で95%減となりました。
大型連休期間中は普段ですと、かなりの人が
動きますので、その時駅弁の売り上げというのは、
かなり年間でも大きい数字をあげることができます。
ただ今回は移動制限や自粛が重なって…」
(松浦商店 専務取締役 松浦浩人さん)

新型コロナの感染拡大を受け、全国に
「緊急事態宣言」が発令。

大型連休の東海道新幹線の利用者は、
去年の同じ時期に比べ、9割以上減りました。

この危機を乗り越えようと、松浦商店が考えた起死回生の策。
それが駅弁の「宅配サービス」です。

今回のコロナで、飲食店は大変です。
いろいろな対策をおこなっています。
すごいですね。
頑張って欲しいですね。
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