小樽市長が風力発電建設に「反対」

北海道小樽市などでの大規模風力発電（風発）計画を
めぐり、同市の迫俊哉市長は１３日、臨時記者会見を開き、
「市民の総意として本事業計画を是認することはできない」と
述べて、建設に反対する意見書を鈴木直道知事に
提出したことを明らかにしたそうです。

計画は「（仮称）北海道小樽余市風力発電所」。
大手総合商社の双日（東京）が、小樽市、余市町に
またがる国有林に、高さ最大約１７０メートルの
風車を２６基（総出力１０万９２００キロワット）建設。

令和１１年春の運転開始を目指し、今年１月に
環境影響評価（アセスメント）手続きの
第３段階「準備書」を提出した。

迫市長は、市民らから自然環境や低周波音による
健康被害、景観などへの影響を懸念する声や
７千筆以上の反対署名が寄せられ、市議会では
陳情書が全会一致で採択されたと説明。

「準備書が示されてからは、日を追うごとに反対の
声がいっそう強まっている」と述べ、懸念事項として
希少種など生態系への影響、土砂災害への懸念、
景観上の影響、自然遊歩道への影響の４点を挙げた。

風力発電は、自然エネルギーなのですが、
いろいろ問題があります。
海に作っても、漁業権などの問題もあります。

太陽光発電も同じような問題があります。

自然エネルギーも、なかなか難しいようです。

2023/06/14 (Wed) 日記