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KADOKAWAは、製作した映画が次々と
お蔵入りになっているそうです。

独裁者とはやっかいな存在だが、
君臨していた独裁者がつまずいた
組織もまた、大黒柱が折れた家のように、
ガタガタになってしまうことが多いそうです。

北野武監督の最後の映画になりそうな戦国絵巻「首」は、
2022年9月14日に、KADOKAWAの
角川歴彦(つぐひこ)前会長が
逮捕される以前から、お蔵入りの
危機に瀕していたそうです。

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を
原作にした映画もあるそうです。

「“なぜいま宮沢賢治なのか”という疑問は
社内にありましたが、角川前会長が懇意にしていた
芸能事務所肝いりの企画で、前会長べったりの
プロデューサーも“会長案件だから”と言い張っていた。
キャストは山口百恵の息子の三浦貴大で、監督は
舞台演出家の藤田俊太郎。製作費は新人監督としては
異例の2億円で、撮影も終わっていたのに、
作品の出来がひどく、公開しない可能性が高まり、
すでに赤字を計上しています」
だそうです。

こういう人がいると大変ですね。
組織がおかしくなります。

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